Chapter1 誤薬防止対策の基礎
1.誤薬が生じる背景
①誤薬・誤認とは
②大半を占める誤薬・誤認
③誤薬・誤認の発生誘因
④薬剤自体に関連するもの
⑤システムに関連するもの
⑥患者持参薬
⑦人間が関与することに関連するもの
2.誤薬報告の必要性
①誤薬防止のための情報収集
②再発防止にいかすエラー報告
・なぜ報告が必要か?
・エラー報告システム
・エラー報告を躊躇させないために
・エラー報告のポイント
3.誤薬事例の分析
①分析手法
②分析から予防対策を導く
4.誤薬発生後の対応
①発生直後は、何をしなければならないか?
②どのように対応するか?
5.看護職における誤薬発生に関わる要因
①誤薬の分析結果
②与薬業務の特徴
③誤薬発生に関係する4つの側面
④誤薬の性質
・ヒューマンエラー
・違反行為
・システムエラー
・責任指向と原因指向
Chapter2 誤薬防止対策の実践
1.医療従事者に共通する注意点
①情報伝達と誤薬・誤認
②異職種の連携とエラー防止
③患者さんとの連携
2.医師/管理者にとっての注意点
①与薬プロセスのパターンによる誤薬・誤認
②医師としての責任と自覚
3.看護師にとっての注意点
①看護と誤薬・誤認の現状
②誤薬・誤認発生要因
③看護教育と薬剤の知識
④看護業務における与薬
⑤看護師が誤薬・誤認防止の最後の砦
⑥与薬プロセスにおけるエラー防止率
⑦対策の3本柱
4.薬剤師にとっての注意点
①薬剤師に起因する誤薬・誤認の種類
②調剤プロセスにおけるエラー
・薬剤の取り違い
・規格間違い
・散剤の調剤に関連したエラー
・院内製剤に関連したエラー
・調剤エラーを防止するための調剤鑑査のポイント
③一連のプロセスに対応できるエラー対策を
・安全管理の範囲は、薬剤が患者さんの体外に出るまで
・患者さんを医療のパートナーにするために
④服薬説明のポイント
5.患者さんにとっての注意点
①患者さんに求められることと医療従事者の対応
◆すべては患者安全のために